AT-RX4514P（オーディオテクニカ:レグザット）クワトロハイブリッドパワーケーブル

ディテールを精彩に表現し、豊かな音場空間を創出
3種の制振材を組み合わせ、振動を徹底的に減衰。クワトロハイブリッド導体を採用した14AWGパワーケーブル

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Rexat（レグザット）シリーズ
最先端の高品質素材を駆使し、ベストな音質を徹底追求
安全性、クオリティの双方を両立した極限に至る「グレードアップ」を提供

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AT-RX4514P（オーディオテクニカ:レグザット）クワトロハイブリッドパワーケーブル - audio-technica
型番・品番

AT-RX4514P
販売価格

3,960円（税込）
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ディテールを精彩に表現し、豊かな音場空間を創出
3種の制振材を組み合わせ、振動を徹底的に減衰。クワトロハイブリッド導体を採用した14AWGパワーケーブル
●有害な振動を減衰するマイカフィラー＋マグネシウムウィスカー＋チタン入りレオストマーのトリプルハイブリッドインシュレーションシステム
前モデル AT-RX004、AT-RX008、AT-RX014 では、制振性の高いハイブラーを採用していましたが、ハイブラーは弾力性のある樹脂素材のため剥きにくく、またケーブルが太くなるなど扱いにくい部分がありました。そこで本製品では、ハイブラーの代わりに新たにマイカフィラーを採用。高い制振性を確保しつつ、前モデルよりケーブル外径が細くなることで、限られた配線スペースでの取り回しやすさも向上しています。

●制振材として世界初* となるマイカフィラーを採用し、優れた制振性と高音質を両立
マイカフィラーとは、天然鉱物であるマイカ(雲母)を粉砕することで得られる、高弾性率・高アスペクト比を持つ薄い板状の補強材であり、これをゴムや樹脂材料などにフィラー(充填剤)として添加することで、剛性・寸法安定性・制振性といった機械特性を向上できます。また、耐熱性・絶縁性も高いため、自動車業界、建築業界などでも使用される非常に安全性の高い材料であり、まさにオーディオケーブル製品にとって理想的な制振材料です。
本製品では、ケーブル外側のPVCシースにマイカフィラーを添加することで高い制振性を付与させており、これにより高域/低域ともにレンジが広がり、低域の量感が出るためドラムやベースのリズムにメリハリがつきます。また、解像度の上昇により音像が定まり、全体的にキレの良い音質傾向になります。
＊2025年1月、オーディオテクニカ調べ。マイカフィラーを制振材としてオーディオケーブルに使用した製品として。

●7N-Class D.U.C.C.＋PCUHD＋6N-OFC＋HYPER OFCを組み合わせたクワトロハイブリッド導体を採用
Rexat(レグザット)シリーズ最高峰、PREMIUM Lineの音質を継承。響きや余韻などディテールを精彩に表現し、豊かな音場空間を創出します。前モデル AT-RX004、AT-RX005、AT-RX007 から解像度が高くキレのある低域を実現するPCUHD導体と、ワイドレンジで量感のある低音が特長のHYPER OFC導体に組み合わせを変更することで、より幅広い音域を表現します。

●トリプルハイブリットインシュレーションシステムを2層に組み込み、取り付け効率を向上
前モデル AT-RX004、 AT-RX008、AT-RX014 から、シース構造を3層から2層へ変更。また、ケーブル外径を細くすることで、施工時に車両へのダメージを最小限に抑え、取り付け効率も向上しています。

●柔らかく取り回しやすい、つや消し黒色シース
表面を微細な凹凸仕上げを施すことで、金属面との摩擦抵抗が減り、取り回しも容易です。

●最大106℃までの耐熱仕様

＜構造図＞図はAT-RX4504Pです。

マグネシウムウィスカー
質量が軽く、高硬度／高強度の特長を持っています。マグネシウムの微細なウィスカー(ヒゲ状の単結晶繊維)をPVCシースや絶縁材に加えることで、機械特性を向上させて振動を抑制します。これにより明確な定位と明瞭な音場を得ることが可能となります。

チタン入りレオストマー
弾力性を持つ素材であるレオストマーが導体の振動を抑え、さらに振動伝搬速度が異なるチタンを配合することで、一対の導体や周りに逆方向の磁場ができることから生じる渦電流損失やノイズを減衰します。ケーブルのしなやかさと扱いやすさはそのままに、さらなる高音質を実現する素材です。
レオストマー®はリケンテクノス(株)のコンパウンド登録商標です。

7N-Class D.U.C.C.
D.U.C.C.は Dia Ultra Crystallized Copper の略称。特殊レベルで品質管理された原料・製法で製造される世界最高水準の7N(99.999997%)クラス高純度銅を使用した、ハイエンドオーディオケーブル専用の高純度銅導体です。従来のオーディオケーブルに使用されていた高純度6N(99.9999%)導体は、結晶粒が粗大化*1 されており、音質に悪影響を及ぼすと言われている伝送系路上の結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少ないという特長がありました。その後、導体の結晶配向性*2に着目した研究が行われた結果、オーディオ用として最適な結晶配向が得られる製造プロセスが確立されました。「純度」「結晶の大きさ」に加え、「結晶の配向性」も最適化し、従来の高純度導体と同等の結晶サイズを持ちながら、結晶の方向が最適に制御された高純度銅導体が誕生しました。
＊1 銅の純度を極限まで高め、熱処理によって結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上の大きさに成長させること。
＊2 物体内で、結晶がランダムではなくある方位に優先的に向くこと。
D.U.C.C.は三菱マテリアル株式会社の登録商標です。

PCUHD
Pure Copper Ultra High Drawability(高純度無酸素銅線)の略称。厳選した原材料を用い、介在物／不純物の混入を厳しく管理した工程にて鋳造した純度4N(99.99%)の無酸素銅線です。不純物の中で特に混入しやすい酸素についても、工程内でガスバーナーを使用せず、装置内部を不活性ガスで充填することにより、一般的な無酸素銅線の規格を下回る5ppm以下に抑えています。
PCUHD®は古河電気工業株式会社の登録商標です。

6N-OFC
OFCはOxygen-Free Copperの略称。結晶を大きくし、ケーブル導体に広く使われるTPC(Tough-Pitch Copper＝タフピッチ銅)に混入している酸素などを除去した高級素材です。高純度6N(99.9999%)のOFC導体は、結晶構造と純度の両方を改善し、低損失で忠実度の高い音質やデータ伝送を実現します。

HYPER OFC
日本国内でディップフォーミング製法により製造された純度4N(99.99%)の無酸素銅線を使用し、伸線時にアニール処理を施した軟銅線です。ディップフォーミングとは、熱で溶けドロドロの状態の銅の中に銅母線を通過させることで温度差によって銅付着凝固させて太くしていく製法です。他の製法と比較し、線の外側ではなく内側から凝固していくため、酸素やガスが抜けやすく鋳造欠陥が少ないという特徴を持っています。

※記載されている会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。
外径 5mm

導体断面積(SQ) 2.1sq

導体断面積(AWG) 14AWG相当

許容電流 25A

シース耐熱温度 106℃

導体集合径約2.2mm

リール長 30m

※改良などのため予告なく変更されることがあります。