商品の特長
通常のデジタルパワーアンプは出力回路に直列にハイパスフィルターを入れ高周波成分を除去して音楽信号へ変換しているので、2Ω/4Ω/8Ωと負荷インピーダンスによって周波数特性が変化し歪み特性の改善に限界がありました。
"Ultra HD Class D" コンセプトではNFB回路(ネガティブフィードバック)にフィルター回路を設けて高周波成分を打ち消すので、出力回路に余分なフィルターを通さず音楽信号を出力することを達成しました。
これにより負荷インピーダンスによる周波数特性の変化が無く、0.005%以下と低歪化も実現しています。
さらにダンピングファクター200以上と高音質再生を可能にしています。
アナログ入力信号はハイレベル2ch(スピーカー出力)または、RCA入力2chを装備しています。
ハイレベル入力の場合オートパワーオンが働きます。
1系統の光デジタル入力端子を装備しました。
内蔵DACには高音質 32bit Burr Brown 社製を採用しています。
アナログ入力と同じ様に、ゲイン調整、クロスオーバー調整も可能です。
基板上のスイッチをSPDIF ダイレクトインに切換をすると、アナログ回路を通らなくなるのでサウンドクオリティーの高いシステムが構成できます。
SPDIF ダイレクトインは、ゲイン調整、クロスオーバー調整が出来なくなります。
P-SIX DSP MKII/DSP PRO MKII/DSP.2/PP86DSP/PP62DSPなどボリューム調整機能を持つプロセッサー専用の入力端子です。
▼SPDIF ダイレクトインスイッチ
便利な内蔵クロスオーバーを搭載。
ハイパス15~4KHz/ローパス40~4KHzの範囲でハイパスまたはローパス(バンドパス)を設定可能です。
低域を増強するバスブースト機能(40~120Hz/0~+9dB)も搭載しています。
付属のリモートレベルコントローラーはバンドパス時に機能します。
筐体のデザイン、サイズ(260mm×50mm×190mm)はP-SIX DSP MKII と同じです。
▼サイドパネル入力側
スピーカー入力2ch、RCA入力2ch、クロスオーバー調整部
リモートレベルコントローラー端子、光デジタル入力端子
▼サイドパネル出力側
スピーカー出力端子、電源&リモートIN端子、オートパワーオンON/OFFスイッチ