ve-02の特長
異金属積層構造の再構築
新開発のEarth Reinforcement BOX:ve-02は、異金属積層(レイヤ)によるアース強化部の基本概念や外観サイズはve-01に同様ですが、レイヤ数の増加並びに1枚当たりの表面積をアップ。更には異金属を(密着)積層することに着眼してきたve-01に対し、各レイヤ間に0.5mmのスペースを設け、レイヤ間の面接触を完全回避。
レイヤ部の構造はまるで異金属ハイブリッドによるヒートシンクを模したような形状となっています。
このようにしてve-02に採用された新レイヤ構造は、ve-01と同じ筐体サイズにありながら実に23%の表面積拡大に成功しています。
また、音質を大きく左右する異金属プレートの各素材枚数や積層順位を再検討し、繰り返される試聴と構成変更のカットアンドトライにより、ve-01を大きく上回る音質効果となりました。
レイヤ構成について、ve-01は「アルミ+銅×5+黄銅(真鍮)×4」という10層構成としておりましたが、ve-02では「銅×5+黄銅(真鍮)×5+ステン(SUS)」という11層構成、ならびに一部素材変更を加え、前述のように各レイヤ間に0.5mmのスペースを設けております。
また本体シャーシの素材、板厚にも変更が施され、ve-01のトップカバー:スチール(2mm)、ボトムシャーシ:アルミ(1.5mm)から、それぞれアルミ(2mm)、スチール(2mm)に変更されました。これにより装置の低重心化を図り、音質向上の面においても大きく貢献することができました。
▲ve-02構成図
▲VE-01とve-02のレイヤ比較
ve-02によるシステム拡張
ve-02は各カーオーディオ機材の電源マイナス極(端子)に直接接続するだけで使用可能な他、アンプなどにみられるRCA空き端子と接続して使用することも可能です。
また既に発売されている新発想コンディショナ、「Pureコンディメンタ:Nve-03」の増設アース極(ADD VE)にve-02を接続することで、アース表面積が大幅拡大。カーオーディオの基準電位となるアースが増々安定化され、更なる高音質の領域へと導いてくれます。
まさに「ゾーン」突入です。
※ve-02×1台に対し、オーディオ機器2台以上の接続は多重アース(アースループ)を発生させるため、オーディオ機器×1台:ve-02×1台をお勧めいたします
▲Nve-03+VE-02
デザイン
ve-02の外観デザインは、先行販売されている「Pureコンディメンタ:Nve-03」と統一感を持たせています。
Nve-03同様TOPカバー中心部にブランドロゴと型名をレイアウト。ve-01のフォントを変更すると共にギュッと絞り込んだことでスタイリッシュな面持ちとしました。
何処か武骨で堅牢なイメージだったve-01でしたが、TOPカバーを黒色アルマイトfinishにすることで上質なイメージへ一新させ、Bottomシャーシもブラックレザートーンに変更。特にBottomシャーシは折り曲手法も変更されており、TOPカバーとの一体感を生み出しています。
また、アースケーブルの接続が視覚的に認識されやすいよう、アース端子部には▼のアイコンを配置しました。
シンプルデザインのve-02は、KOJO TECHNOLOGYらしいクリエイティブな電源アクセサリとして、「CREATIVE POWER ACCESSORIE」の称号を得ています。
▲ブランドロゴと型名
▲VE-01(旧モデル)とVE-02
音質効果
常に進化をもたらすKOJO TECHNOLOGYの音質効果。ve-01に比較し段違いの音質改善を確認。 基本的な効果内容はve-01同様S/Nの改善がメインとなりますが、音楽を楽しむもの聴くものにとって、最もハートに届く「おいしい帯域(中・中低域)」に、ふくよかさ、豊かさを備える一方で、S/Nの向上による細かな音の再現や、彫の深い輪郭、ステージの広さを感じさせる音場感など、見事な表現力となっております。 音の伸び、艶共に良好で、スケール感あるオーケストラ、はたまた躍動あふれるJAZZ、ロック、POPなどもそつなくこなしてくれることでしょう。
接続方法